宗教
ドイツ語圏ではキリスト教(Christentum)が主な宗教です。南部と西部にはカトリックが多く、東部には福音派が多くなっていますが、東南ヨーロッパやロシアからの移民など、東方正教会の信徒も若干います。
第二次世界大戦まで、ユダヤ教徒も多く暮らしていましたが、亡命やホロコーストによる大量虐殺などが原因となり、第二次世界大戦頃に激減しました。
第二次世界大戦後は、トルコからの移民も多くなっているため、イスラーム教徒も増えています。
現在のドイツの宗教的構成は、次の通りとなっています:
- キリスト教:66.8パーセント(カトリック33.4パーセント、福音派33.4パーセント)
- イスラーム教:3.1パーセント
- ユダヤ教:0.1パーセント
- その他:30パーセント
キリスト教
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カトリック教会(Katholische Kirche)
ドイツ語圏のカトリック化は、歴史的には、神聖ローマ帝国のカール大帝が、部下とともにカトリックに改宗したことに由来します。以後、神聖ローマ帝国で大きな権力を握り、トリーア大司教、ケルン大司教、マインツ大司教は同国の選帝侯をつとめていました。
現在、ローマ・カトリック教会の法王は、ドイツ・バイエルン州出身のベネディクト16世(本名:ヨーゼフ・ラッツィンガー、Joseph Ratzinger)がつとめています。
- ヴァティカン法王庁(Der Heilige Stuhl)
ドイツ語・英語・スペイン語・フランス語・イタリア語・ポルトガル語によるウェブサイトです。 - カトリック中央協議会
- ヨセフ・ラッツィンガー『典礼の精神』
- 『信仰について―ラッツィンガー枢機卿との対話』
福音派教会(Evangelische Kirche)
ドイツはマルティン・ルター(Martin Luther、ルーテル)の出身地であり、福音派の発祥の地です。ルターを匿ったザクセン公など、カトリック教会からの離脱を狙う諸侯によって支持され、「諸侯の宗派が領地の宗派(cuius regio, eius religio)」となる領邦教会制により定着しました。
